比較演算子

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比較演算子について

今日は比較演算子について勉強していくよ~!

始めてる~!

演算子とは数値を計算したり、文字列をつなげたりするときに使う記号になります。

Excel VBAの演算子には次のような種類があります。

演算子説明
算術演算子算術演算を行うときに使用
比較演算子比較を行うときに使用
文字列演算子文字列の連結を行うときに使用
論理演算子論理演算をするときに使用
代入演算子値の代入を行うときに使用

その中でも今日は比較演算子についてみていきましょう。

比較演算子は、条件分岐の条件などで使用します。実際に一部の例とソースコードと一緒にみていきましょう。

演算子説明
=左辺と右辺が等しいときTrueを返す
<右辺が左辺より大きいときTrueを返す
<=右辺が左辺以上のときTrueを返す
>左辺が右辺より大きいときTrueを返す
>=左辺が右辺以上のときTrueを返す
<>左辺と右辺が等しくないときTrueを返す

今回説明のためIfステートメントを使用しています。これは条件を指定してその条件の結果により処理を変える仕組みでこのことを条件分岐と呼びます。

If 条件 Then

処理1

Else

処理2

End If

条件が正しかったとき処理1を行います。条件に当てはまらない場合は処理2を行う。と考えてください。

Sub Hikakuenzan()
   
    Dim Hantei As String
    
    If 10 = 10 Then

        Hantei = "Yes"

    Else
        
        Hantei = "No"
        
    End If

    MsgBox Hantei
    
    If 10 < 10 Then

        Hantei = "Yes"

    Else
        
        Hantei = "No"
        
    End If

    MsgBox Hantei

    
    If 10 <= 10 Then

        Hantei = "Yes"

    Else
        
        Hantei = "No"
        
    End If

    MsgBox Hantei


    If 10 <> 10 Then

        Hantei = "Yes"

    Else
        
        Hantei = "No"
        
    End If

    MsgBox Hantei

End Sub

この中で、比較演算子を使い数値10と10を比較しています。

If 10 = 10 Then

10と10が等いか? Yesですね。

If 10 < 10 Then

10は10より大きいか?Noになりますね。

If 10 <= 10 Then

10は10以上か? Yesですね。

If 10 <> 10 Then

10と10は等しくないか?Noになりますね。

このように比較演算子はIfステートを使った条件分岐など、実務でも多用する演算子になります。

是非自分でも使ってみて身につけてください!

まとめ

今日は比較演算子について勉強しました。

次回は他の演算子について、勉強していきましょう。

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この記事を書いた人

ものおと申します。

10年以上の大手メーカー勤務経験のあるエンジニアです。

これまでのものづくりの経験から小学生にも伝わるExcel VBAお役立ち記事を発信していきたいと思います。

よろしくお願いします。

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