算術演算子

演算子について

今日はVBAの算術演算子について勉強していくよ。
そのまえにどんな種類の演算子があるかみてみましょう。

計算に使うんだね！よろしくおねがいしまぁす！

演算子とは数値を計算したり、文字列をつなげたりするときに使う記号になります。

Excel VBAの演算子には次のような種類があります。

その中でも今日は算術演算子についてみていきましょう。

算術演算子について

算術演算子は下記種類のものがあります。

実際のソースコードと共に動かしてみましょう。

Sub Sanjutsu()

    Dim Wa As Long      '和 足し算
    Dim Sa As Long      '差 引き算
    Dim Shou As Long    '商 割り算
    Dim Seki As Long    '積 掛け算
    Dim Amari As Long   '余り
    
    Wa = 5 + 5
    Sa = 10 - 2
    Show = 10 / 2
    Seki = 5 * 5
    Amari = 10 Mod 3
    
    MsgBox "Wa = " & Wa
    MsgBox "Sa = " & Sa
    MsgBox "Shou = " & Show
    MsgBox "Seki = " & Seki
    MsgBox "Amari = " & Amari
    

End Sub

変数「Wa」「Sa」「Shou」「Seki」「Amari」にそれぞれ和、差、商、積、余りの計算結果を代入するソースコードになります。

その後MsgBoxで各変数の値の中身を表示しています。

下記にそれぞれ簡単な計算結果をみていきましょう。

Wa = 5 + 5

Sa = 10 - 2

Show = 10 / 2

Seki = 5 * 5

Amari = 10 Mod 3

上記の通り、計算結果が代入できていることがわかります。

ワークシート上の関数でももちろん同等のことができますが、算術演算子を使うことで標準モジュールの中で繰り返し処理など複雑かつ大量のデータを扱うことができます。

まとめ

今日は算術演算子について勉強しました。

次回は条件分岐のときの条件設定で多用する比較演算子について学んでいきましょう。